社長メッセージ集(Discover 加茂さん)

[2007.04.06]

電器堂の心


電器堂の精神の根底に流れるのは、神道です。神道の世界に戒律はありません。われわれは先祖から受け継がれてきた美意識、“穢れに敏感な道徳意識”に基づき、内省的に自らの行動を律してきたのです。
 日本人の美意識は神道から由来するといわれていますが、創業者夫妻は倫理やモラルあるいは心のありさまを表現するときさえ、「きれい」「汚い」といった美学的な言葉を使っていました。美的感覚に基づいて、自らの行動を律していました。穢れに対して敏感で、心をつねに清潔に保っていました。それが電器堂の心・魂・精神です。そう、DNAです。これからの時代、これが大変大きな利点になるのです。なぜかといえば、電器堂のDNAは、日本人の生き方を愛することにつながっているからです。私の大事な仕事としてこれを守り抜くことがあります。あるいは、これを一番大切なものとして、心ある電器堂にすることです。もう少し詳しく申せば、誠と和をもって仕事をするということです。
 創業者の父はよく、人を騙したらいかん。「騙すより騙されろ」というぐらいのことをよく子供のころ聞かされました。そして、大人になると社会で、「人は必ずだます。人の言葉を信用してはならない。騙されるより、先に騙せ」なんてことをこの世の真実のごときの様に言う人が多く、いく度か首をかしげたくなったものです。もちろん、電器堂の心は前者です。これが誠の心です。そして、誠の心を重視した経営をいかに時代が変化しても続けていかなければなりません。
 そして、もう一つ忘れてならないのが、「和」の心です。お客様・お得意先・社員とどうつき合い、どう関わるか。人と人との関係においてどうつき合うかが一番大切なのです。それは、「和」の心です。お互いに、「柔らかい心」で向き合うのです。お互いがそれぞれの務めを果たし、そのことを通じて心のつながりを保つのです。
 電器堂はまず何よりも、「誠」。そして、「明・清・正・直」の理想の集大成として、「和」をもって次の60年に向き合いたい。最後に私は、電器堂に入ってよかった。と、今心から思っています。この幸福を素直に喜んで、新しい電器堂を社員・お得意先・お客様と心を一つにして築いていきます。

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