社長メッセージ集(Discover 加茂さん)

[2009.11.10]

もっと積極的に新しいプロフィットモデルを


 我共はいままでは旧パラダイムに依りかかっていればなんとか経営できました。しかし、今回の金融危機は奇しくも人々に今のままではまずい。変わらなければならない。という危機感を植え付けました。人々はすでに肌で大きな変化を予想し受け入れようとしています。では、彼らがすぐ変化するかと言えばこれがなかなか厄介なのであります。新しい時代、新しいパラダイムを見つけようと走り出す人も増えてはいますが、しかし厳然として変わることができない人々も存在しています。両者の対立が鮮明になり、混乱が深まる場面もよくみます。その上で新しいパラダイムを受け入れてくれる人々が徐々に増えて、少しずつ解決していく局面に今入っています。それほど俊敏ではありませんが、我慢です。組織は簡単には変わらないのです。ビジネスを考える上で今ほど勉強になっている時期はありません。動かない人をまとめ そして、どうなるか分らない中でそれでも結果を出していかなくてはなりません。新しいパラダイムは古いパラダイムで生きてきた人に対し新たなリスクを負わせることになります。その人の地位が高いほどリスクを大きくなります。自分が理解できないことには関わりたくないのです。私が決断をしたとしても、現場が動くには相当なカベがあります。パラダイムシフトとは新しいビジネスに移行するだけでなく、いままでのビジネスルールがすっかり変わってしまうことを言うのです。日本はすでに成熟国家であることは誰の目にも明らかでしょ。そのため多くの商品や建物・サービスが飽和の状態にあり、これ以上の成長は限られることが少なくないと思います。
 会社が利益をあげる仕組みはそれほど複雑ではありません。しかし、支出以上に収入を増やすことは口で言う程容易ではありません。そのため会社が必死になって取り組んでいるのが人件費カットを始めとする経費削減です。その結果見た目の収益は改善されてはいますが、利益を稼ぎ出すプロフィットモデル自体にパラダイムシフトが起こっていることに気がつかないといけません。とりわけ少子高齢化社会・エネルギー転換社会はすでに起こっている未来です。日本の企業はいまや恐竜になろうとしています。恐竜がまさか絶滅するとは恐竜自身も思っていなかったはずです。ところが氷河期が訪れ絶滅したように、パラダイムが変わると強大な力を誇っていることが仇になり、絶滅まで一方的に追い込まれてしまいます。
 復活のカギは実は近くにあります。消費者の財布の紐は更にキツクなっています。「誰に、いつ、何を」売るのかというシンプルな問いをいつも投げかけ実行し、キャッシュをいつも手元に置くという心がけを常に持って努力して下さい。道は開けます。

PAGE TOP