社長メッセージ集(Discover 加茂さん)

[2010.07.23]

この危機が我々をどう変えるのか


 この危機はいずれ終わります。が、この危機が去ったとき我々が何も変わっていなければ、今回の危機の中で苦しんだ苦しみは全く無駄のものになってしまいます。「病とは福音なり」という諺もあります。病気になるということは苦しみばかりでなく、もっとより健康になるための何かを教えてくれるし、又 健康になるためのきっかけづくりにもなるわけです。今の経済危機を、自分を変えるための良いきっかけにしたいものです。我々の業界だけでなく、資本主義は成熟の時代を今迎えています。成熟とはどういうことかというと、若いときは仕事をしていても自分の仕事に精一杯で周囲がよく見えません。経験を積むことによって職場の空気や上司の顔色、お得意先様お客様の心の動き、人から受けたご恩等々 そういうものが見える様になってきます。皆さんもそういう経験をしたことがあると思いますが、成熟するということはそういうことで、今まで見えなかったものが見えるようになってくるということです。資本主義はこれまで、目に見えるものや数字で表わせるものしか見てきませんでした。それは資本主義が未熟の段階であったからです。もとより目に見える数値はひとつの指標として今後もとても大切ですが、これからは「目に見えない価値」にこそ目を向けなければなりません。数字だけでなく、「目に見えない価値」を重視する経営というとその昔の経営を思い出しますが、DENKI DOは創業時の経営(ボランタリー経営)を復活させなくてはなりません。それも、螺旋的発展をした姿で。その時大切なキーワードは、「働きがい」の復活です。本来「働きがい」とは、「世のため」、「人のため」、日々の仕事を通じて、まわりの人が喜んでくれる商品を通じて、お得意先も顧客も幸せにする仕事をしているかどうかという意味です。こういうことを実感できる会社にすることが私の使命です。SONYの井深さんも、「仕事の報酬は仕事だよ」と云われていました。松下幸之助氏も、「早く会社に行きたいと思う社員を増やせ」とおっしゃっていました。目に見えない報酬とは例えば、人間として成長でき、会社職業人(産業人)としての能力を高めることができる会社。そうしたDENKI DO文化の復活こそ、この危機で我々が学んだもの(ボランタリー経営)です。「日々 誰かのお役に立てた」という経営。お金儲けだけではありません。「社会に対して貢献しています」と云える経営こそ、DENKI DOが目指すものです。
浜松の町も変えましょう。私が生まれ育った鍛冶町(浜松の中心)の松菱の跡地や、シャッター街化した田町商店街を再開発しましょう。消防車・救急車も入れないほどの狭い路地でいまだ商売をなさったり住み続けている、お気の毒な方々にも規制撤廃 緩和をもっと官に進めて頂き、建築ブームを起こしていきましょう。資金の問題は国・地方自治体・世界のファンドから調達し、税の改正も合わせてやってもらいましょう。
浜松は必ずや復活します!!

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