社長メッセージ集(Discover 加茂さん)

[2010.09.06]

「今」大改革


 経営改革はそれが本質的な的を射たものであるほど痛みと抵抗を伴います。だからどうしても先送り、対処療法の痛み止めで済まそうとしてしまうことが多いです。「まだなんとかなる」「まだそこまでやらなくても」といって断行できないでいますが、改革を議論する段階がもう既に大改革を断行すべきぎりぎりのタイミングなのです。本物の改革を進めていくと今後は改革疲れや改革の副作用が起きてきます。今までと違うやり方で仕事をすることを心から歓迎する人なんて滅多にいません。ましてや改革によって日陰に追いやられる人々、かつての主流派の人々や力を持っていた人々は何とか巻き返せないかチャンスをうかがっています。もういい加減改革はいいでしょ。改革のせいでこんなに疲弊し、人心は失われています。「行き過ぎた改革は見直す時期でしょ」と社内・世論に訴えています。小泉改革の時を思い出して下さい。どこかで聞いたセリフでしょ。
 新しい現実、今起きている未来をしっかり両目を開けて見て下さい。大改革はしたい、影響力は行使したい。でも、自分自身は責任を負いたくないというなさけない経営者、指導者が多すぎます。トップの頭が腐っていると会社は腐っていきます。危機は同時にチャンスだということも忘れてはなりません。時に手を付けにくい改革テーマが危機のときこそ色々なタブーがなくなって取り組みやすくなるのです。イノベーションも危機の時こそ生まれやすいのです。既存の秩序、市場構造が壊れるので、新しいやり方、新しい市場参加者が活躍しやすい環境が生まれるからです。
 今、大改革の時です。大転換が全ての事・所で始まっています。世界は10年前に我々が思い描いていた未来とは全く違う姿になっているのがもう見えています。全く新しい秩序が生まれています。痛みを伴うプロセスです。改革せず昨日までと同じ仕事をしていたのでは売上高は半減し、利益は吹っ飛び、雇用は奪われてしまいます。アメリカではGM、日本ではJALなど名だたる企業が経営破綻し、失業率は悪化の一途です。各国政府は政策を総動員して景気を下支えていますが、いつまで続くか怪しいものです。経済の底割れは防げたかも知れませんが、過大な歳出が財政不安となってもはや追加の成長戦略を実施する余地は少ないと私は考えています。それでも我が社は立ち止まることは許されません。どんな環境が厳しくてもそれに適応し、改革を断行し、存続し、成長していかなければなりません。次の10年を素直にまっすぐに見つめて正々堂々と自助自立という我が社の誇り高い哲学をもってお客様のために更なる努力をして参りましょう。
 世界の何がどう変わったのか、新しい現実を知る必要があります。勉強してください。我々が主役になる為にはなにをしたら良いか。お客様・お得先様と共に考え問題を解決する為にDENKI DOは立ち上がります。

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