社長メッセージ集(Discover 加茂さん)

[2010.12.10]

今 求められるリーダー


 リーダーのお話を進めると、リーダーには組織の和を重視する調整型リーダーの人と社内外の障害物を踏みつぶし困難を乗り越えて前進し、誰もが無理だと主張することを実現に持っていくサムライ型リーダーの2種類が居ます。どちらの型もとても大切です。平時においては業務を完璧にこなし、社員との和 関係先との調整を円滑に進めて不要な摩擦を起こさないリーダーが求められるでしょう。しかし、現代は先行き不透明なリスクの高い時代です。外部環境には常にリスクが存在します。調整型のリーダーは様々なリスクや社内の意見を考慮したうえでの合意を形成しようとしますので、意思決定に時間がかかることがあります。こういう有事の際には、サムライ型のリーダーが必要となります。しかし、サムライ型リーダー 対 調整型リーダーという構図ではなくて、我々の組織はサムライ型リーダーと調整型サブリーダーのバランスのとれた組織をめざすべきだと思います。今、DENKIDOでは、将来のリーダー候補の育成に力を注いでいます。やはり新しいことを実現するのは若い世代が中心となるべきだと思いますし、若い方の方が変化を受け入れやすいと考えています。「若い人材を抜擢する風土」をつくりたいと考えています。そして若いうちからプレッシャーにさらされ、もまれ、苦しみ這い上がってきた者こそが次の時代の変革リーダーになりうる人と私は考えています。事業の新陳代謝とともに、若いリーダー人材の育成に日々力を注いでいます。この様に書き表わすと容易、簡単なことの様にみえますが、実は一筋縄ではいかない難題です。実際社会には過去に幾多の功績を残したベテラン社員もいます。それまで会社のために尽くしてきたベテラン社員を冷遇するわけにはいきません。そこで新しい人事システムを今つくり出そうとしています。一部は九月から始めてはいますが、今日の段階ではリーダーづくりの第一歩にすぎません。織田信長、松下幸之助に学ぼうとしています。本質を見失う目先の利益だけにとられた改革を行うリーダーをつくるつもりはありません。誰もが無理だと主張することについても本当に無理なのか、会社としてやらなくてはならないことではないのか、「どうすればできるのか」を真剣に考え、夢と希望を若者に与え、モチベーションを高め、成功を信じ、実行ありきで物事を進められるリーダーを私はつくって参ります。決断はリーダーの仕事です。決断すべき立場にある者が決断しないのは、リーダーではありません。
 腹をくくれるリーダー、責任を取れるリーダー、腹を切る覚悟があるリーダー、意思決定のスピードが迅速なリーダー。日本人がどこかに忘れてきた武士道と自由な発想が出来るリーダーが有事の今、求められています。

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