社長メッセージ集(Discover 加茂さん)

[2011.03.28]

危機に直面して今こそ試されるあなたの本当の力


 大震災で被災された皆様方に心からお見舞申し上げます。今日は元気の出る話をします。
 経済には常に潮の流れの変化があります。その流れをつかむには、勉強するしかないのです。今もっとも必要なことは、創造的破壊です。創造的破壊というのは経済が変化するとき、あるいは社会が変化するとき、古い産業や企業は破壊され、新しい産業や企業が生まれてくるということです。つまり、時代に合わなくなった企業は倒産し、産業は崩壊し、社会の一部が破壊されることで初めて新しいものが育ってくるということです。創造的破壊はある意味では大変厳しいものですが、今の日本・我等の業界ではある程度受け入れざるをえない状態であると思います。誰でも激変は避けたいものです。新しい時代への移行もできるだけ穏やかにいきたいものです。それ故、大きな変化を避けるためにどうしても大胆な改革を先送りにしようとしてしまいがちです。その結果、社会の変化を遅らせ、閉塞感・不安感に満ちた社会をつくってしまっているのです。最近は少し回復の兆しも見えてきましたが、まだまだ厳しい景気状況は続きます。ごく一部の企業を除いてほとんどの企業がひどい業績となっています。とりあえずこの不況に耐えて次の景気回復を待つしかないというのが業界の大方の企業の本音のようです。DENKI DOはちがいますよ。実際、不況の時期にできることは後ろ向きのことが多いです。コストを徹底的に切り詰めたり、リストラを実行したり、金融手当を厚くしていざという時に備えたり。こうした動きが出て来ていますが、私はそれだけではすまないと思います。この不況が去ったあとの業界地図はどうなっているのかということを考えなくてはいけないのです。過去の経験を見ても不況の間に業界の勢力地図は大きく変わっています。不況のときには、倒産・再編・吸収などいろいろな形で業界の構造が変わることが多いのです。そうした変化の方向を見ながら、DENKI DOも新戦略を若い人中心に考えています。よく企業存続に必要な3つの条件は、@もっとがんばる A他の企業と違ったことをする B競争相手が消滅するように仕組む といわれていますが、構造不況業種といわれる分野では、Bの手法すなわち、合併・吸収あるいはライバル企業の倒産などで生き残りをかける企業が多くあります。土木建築・流通・中小メーカーなどは、明らかに国内市場の適正規模を超える過剰な企業数と供給力であると思います。これらの分野で魔法のように需要を増やすことは、悲しい大震災とか戦争といった恐ろしい事件でしかない様な気がします。そんなことに解を求めていたら、不謹慎極まりないです。もっとまともに考えなくてはなりません。皆が生き残りをかけて消耗戦を繰り広げていますが、それではじり貧です。いかに早く競争相手に退出してもらうか、あるいは戦略的に合併・吸収・リストラを断行して産業全体としての適正規模を実現するかが鍵だと思いますし、期待したいのはAの“他の企業と違ったことをする”手法です。新たな分野で新規需要を切り開く企業にDENKI DOはなります。環境・防災など国内成長分野はいくらでもあります。元気を出すためには産業構造のシフトは必要です。時間はかかるかもしれませんが、熱い気持を持った人達が懸命に挑戦し続ければ目標は必ず実現できます。最後になりましたが、大震災の被災地の一日も早い復興を願わずにはいられません。みんなで勇気を出そう!!

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