社長メッセージ集(Discover 加茂さん)

[2012.12.25]

安倍さん頑張って


 2012年もあと一週間、安倍政権が明日(12/26)誕生します。本当に喜ばしい事です。この3年半、民主党の政権運営に経済・外交…あらゆる面で嫌気がさしていた私としては安倍政権で国民が豊かに幸福になれると思い、明るい気持ちになってきました。新しい政権がまず取り組むことは、デフレ脱却・円高防止です。その為には日銀に正しい理論に基づいた金融政策をやってもらわなくては困ります。正しい金融政策とは金融緩和政策です。今国民生活に多大な苦しみをもたらしているのはデフレと円高です。デフレは円という通貨の財に対する相対価格であり、円高は外国通貨に対する相対価格です。つまり貨幣的な問題であるわけです。したがって金融政策で解消するものですから、日銀がやらなくてはならないことだと思います。安倍さんは強い決意でこれを実行しようと思っています。すでにインフレターゲット(2%)と買いオペ(日銀が市場から有価証券を買い入れ通貨を放出する事。そうすると市場にある通貨が増加するため、金融を緩和し金利を引き下げる効果がある)に積極的姿勢を表明しています。その結果、この一ヶ月市場は株高・円安の方向が出ています。貨幣供給の増加の予想が株高円安をもたらすという理論を裏付けしていますし、期待を通じての効果も大きいと思います。消費税増税の前に金融緩和はマストの政策です。消費税を増税するからには、金融緩和が絶対の前提でなくてはなりません。まずは名目所得を高めて(景気を良くし、GDPを増やして)税収の自然増も求める事です。金融緩和すれば、円高傾向も逆転できます。それからでも増税は遅くありません。今日本はデフレや円高が続いているのです。途上国と違って日銀が公債を買い上げてもすぐにはインフレにはなりません。インフレターゲット(2%)は抑止力にもなるのです。インフレという副作用がないのならどんどん日銀が国債を買えばよいのです。財務省はとにかく「消費税を上げたい」の一念です。金融緩和によって景気が回復すると歳入が増え消費税が上げられなくなるから、デフレを続ける日銀を応援しているようにすら見えます。デフレ下で増税して国民経済が回復する事はあり得ません。物事は何事でも順序があります。順序をまちがえてはいけません。先に金融緩和を行って景気が回復してから消費税の増税を行えば円安が生じ、デフレ圧力も和らぎ、労働市場も好転し、株式市場も活況を呈することになると思います。
 繰り返しになりますが、不況とデフレが共存する今こそ金融緩和が副作用のインフレなしに景気を立て直すことができるのです。金融緩和によって全体のパイを増やし国民が豊かになりデフレと円高が解消すれば、産業も潤い税収も増え財務省も喜ぶ事になると思います。
 心のデフレも解消しよう

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