その他
サッカースタジアム照明塔のLED化
サッカースタジアム照明塔の水銀灯からLEDへの更新
ご相談内容
・サッカースタジアムの照明塔を水銀灯からLEDへ更新したい
・Jリーグの規定を満たすものでなければならない
・新たな演出として、各棟でそれぞれ4つに分割して点灯・消灯ができるようにしたい
・盤についても使いやすいものに更新したい
とのご相談がありました。
ご提案内容
2つのメーカーに協力してもらい、スタジアムの構造自体から変更する案や照明塔の水銀灯のみを変える案、グレードや予算などの違う複数パターンのご提案。採用されたパナソニック製ではクロスエーミングを活用し、照明の明るさが競技の邪魔にならないものをご提案しました。
大型施設であるスタジアムへの設置であるため、お客様からは信頼性の高いメーカーを希望され、メーカーの高い実績をご提示することで、安心してご選択いただきました。
施工完了時の点灯試験の際、規定の照度を満たしていましたが、LED特有の性質として照明の範囲内/外での明暗がはっきりと分かれすぎてしまい、ゴール裏や選手ベンチも明るくしてほしいという、新たな要望が発生しました。
照明器具数を増やすことが最善策ではありましたが、納期をクリアできないため、照明器具の角度を1度単位ですべて調整し直しお客様のご要望に沿った形を実現しました。
導入後の成果
水銀灯では点灯・消灯どちらにも時間がかかり、点灯したら長時間つけたままにする以外に選択肢がなかったが、点灯・消灯にかかる時間が無くなったことで、無駄な点灯がなくなった。
一部を点灯したり、順番に点灯させたりと選択肢が増えたため、照明による新たな演出ができるようになった。
ご提案製品
スタジアムビームLED投光器 152000lm
照明制御盤
電器堂
担当者より
発注をいただいた後、施工完了期日まで余裕がなく、詳細な仕様の確認とメーカーへの発注をほぼ同時に進行し、メーカーにも納期の調整をご協力いただきました。最終の点灯試験まで、メーカー・社内問わずチームとなり対応させていただきました。