「そろそろ就活を考えなきゃいけないけど、何から始めればいいんだろう?」そんな風に思っている新大学3年生も多いのではないでしょうか。
就活の第一歩として大切なのが 自己分析 です。
でも、「なぜ自己分析が必要なの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
自己分析は、単なる作業ではなく、納得のいくキャリア選択をするための大切なステップです。
自己分析とは、「自分はどんな人間なのか?」「どんな仕事が向いているのか?」を知るための作業。
自分自身を深く理解することで、どんな利点があるのかをご紹介します。
自己分析をすることで、自分の得意なことや興味を持っている分野を明確にできます。
就職活動では、つい有名な企業や聞いたことのある会社に目が向きがちですが、
「知っている会社=自分に合っている会社」とは限りません。
企業についての情報をたくさん持っていたとしても、それが自分にとって心地よい職場かどうかは別の話です。
だからこそ、自分の軸がはっきりしていれば、知名度やイメージだけに左右されず、自分にとって本当に合う環境を見つけやすくなります。
そのためにも、自己分析は就職活動の土台としてとても重要です。
自己分析をすることで、自分の価値観や大切にしたいことが見えてきます。
チャレンジできる環境で成長したいのか、安定性を重視したいのか、ワークライフバランスを大切にしたいのか
自分の価値観=軸を理解することで、企業選びやキャリアの方向性を決める際にブレずに選択ができるようになります。
自己分析は、過去の経験を振り返り、自分がどのような環境や状況で力を発揮できたのか、またどんなときに壁を感じたのかを知る良い機会でもあります。
自分の成長ポイントや改善すべき点を理解することで、今後のキャリアや生活にも活かすことができます。
自己分析がいかに大切か、わかっていただけましたか?
自己分析の方法をいくつかご紹介します。
これまでの人生を振り返り、「楽しかったこと」「頑張ったこと」を書き出してみましょう。
【Point】“なぜ?”で深掘りしてみよう!
なぜ楽しかったのか、なぜ頑張れたのか――その理由を掘り下げて考えることで、自分の行動の裏にある価値観や考え方が見えてきます。
これが、自分の興味のあることや得意なことを知るヒントになり、仕事選びにもつながります。
例)テニスの大会のために毎日練習を頑張ってきた
「なぜ頑張れた?」
努力が認められてレギュラーに選ばれたから → 頑張りを評価してもらえる企業が合っているかも!
監督がよく褒めてくれたから → 距離感の近い相手からリアクションが返ってくる仕事が向いてるかも!
上手くなっている実感がわいたから → 自分の成長(変化)を感じられる環境がいいかも!
他己分析とは、他人から見た自分の印象や特徴を知ることです。
自己分析が“主観的”な自分の視点での理解だとすれば、他己分析は“客観的”な他者の視点で自分を知る手段です。
家族や友人、バイト先の先輩など、信頼できる人に自分の性格について聞いてみましょう。
「なぜそう思ったのか?」というエピソードも聞くことで、行動と印象のつながりを理解することができます。
【Point】他人からの評価を深刻に受け止めすぎないこと!
他人の意見はあくまで“ひとつの見方”です。
素直に受け止めて参考にすることは大切ですが、必要以上に引きずらないようにしましょう。
気づきとして活かすことがポイントです。
「ジョハリの窓」は、自分自身と他人からの見え方の違いを4つの領域に分けて整理するフレームワークです。
自己理解を深めるうえでとても役立ちます。
開放の窓:自分も他人も知っている領域
→ この領域が広いほど、周囲と自然体で関われている状態です。
盲点の窓:他人は知っているが、自分は気づいていない領域
→ 他人の声を通して、新たな自分を発見できる可能性があります。
秘密の窓:自分は知っているが、他人は知らない領域
→ 自己開示を控えている場合や、本音を見せていない可能性があります。
未知の窓:自分も他人も気づいていない領域
→ まだ表に出ていない、隠れた可能性がある領域です。
性格や能力に関する項目を20個ほど用意する(例:向上心・行動力・発想力・リーダーシップ・自信家 など)
自分でチェックを入れる+他人にもチェックしてもらう
両者の結果を見比べて、4つの窓に分類する
自分と他人の認識のズレを知ることで、新しい気づきが得られます。
コミュニケーションやチームづくりの面では、開放の窓を広げていくことが大切です。
「自分が思う自分」と「他人が見る自分」にギャップが少なくなることで、自然体で関われるようになります。
モチベーショングラフは、幼少期から現在までのモチベーションの上下を、グラフで可視化する方法です。
過去の出来事とそのときの感情を振り返ることで、自分の価値観や強み・弱みを整理できます。
記入する内容に正解はありません。部活・受験・友人・家族など、自分にとって印象的だった出来事を自由に書き出してみましょう。
【Point】“なぜ?”で深掘りしよう!
「なぜそのときモチベーションが高かったのか?」「なぜ下がったのか?」を掘り下げてみましょう。
どんな環境や状況で自分が力を発揮しやすいのかが見えてきます。
それを理解しておくことで、業界や職種の選び方が明確になり、就職後のミスマッチを防ぐことにもつながります。
自分の強みや向いている仕事を客観的に知る手段として、適性診断ツールを活用するのも一つの方法です。
【Point】結果を鵜呑みにせず、“参考材料”として活用しよう!
診断結果はあくまで一つの視点。すべてを真に受けるのではなく、「自分はこういうタイプなのかもしれないな」という感覚で捉え、自己分析のヒントにしてみましょう。
性格診断として人気のMBTIは、思考の傾向や人との関わり方など、自分の性格の特徴を把握するのに役立ちます。
タイプ別の特徴を知ることで、自分らしい働き方を考えるヒントになります。全世界で760万人以上が受けている、無料で利用できる強み診断ツールです。
15〜30分程度で24種類の「人としての強み」に順位をつけ、自分の内面的な特性を客観的に知ることができます。アメリカ発の、世界で最も使われている自己分析ツールのひとつです。
「影響力」「実行力」「人間関係構築力」「戦略的思考」の4つの領域に分類された全34の資質から、自分の持ち味を見つけることができます。
(※有料ツールですが、深く自分を知りたい方におすすめです)厚生労働省が提供している、信頼性の高い職業情報サイトです。
さまざまな職業の情報や適職診断など、就職活動に役立つコンテンツが多数掲載されています。
①〜⑤で得られた気づきをもとに、「仕事を選ぶうえで、何を大切にしたいか」を考えてみましょう。
たとえば──
人と関わる仕事がしたい
新しいことに挑戦したい
直接「ありがとう」と言ってもらえる仕事がしたい
こうした価値観を言語化することで、自分にとって大事な「企業選びの軸」が見えてきます。
就職活動では選択肢が多く迷うこともありますが、自分の価値観が明確になっていれば、ブレずに判断ができるようになります。
自己分析をすると、自分の強みや価値観が見えてきます。
しかし、それを「実際の仕事でどう活かせるのか?」を知るには、実際に企業の事業内容や雰囲気を体感することが大切です。
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