電器堂の総合展示会では、来場いただいたお客様への感謝を込めて、オリジナルトートバッグをお渡ししています。

この取り組みが始まったのは2023年。来場記念品を「より実用的で、長く使っていただけるものにしたい」
という想いから、トートバッグを採用しました。
実際にお渡ししたお客様からは、「頑丈で現場でも使える」「毎回集めている」という声もあり、
日常使いできるアイテムとして好評です。
2024年からは、デザインを社内公募で決める取り組みが始まりました。
“展示会をみんなで作る”そんな想いから、全社員を対象に募集を開始。応募方法は自由で、
ラフな手描きでもOK。
毎回10~15パターンのデザイン案が集まり、社員一人ひとりが「お客様に喜んでもらえるデザイン」を考えながら応募しています。この取り組みは、“お客様のためにできることをする”という文化をさらに強くしています。

選定の基準は、「電器堂らしさ」「使いやすさ」「ストーリー性」。
今年のデザインは、地域の名産と電器堂の営業所を静岡県のアイコン上にちりばめ、電器堂も地域を象徴する存在のひとつになれるようにという意味が込められています。
昨年は、当社トラックのアイコンに加え、当社の方針の根底にあるエピソードを盛り込んだデザインで、
多くの方に親しみを持っていただけました。
こうした工夫は、当社の背景や地域とのつながりを改めて知っていただくきっかけにもなっています。
選ばれたデザインは、できるだけ原案の雰囲気を大切にしながら制作に進みます。展示会という特別な場にふさわしい仕上がりになるよう、細部まで丁寧に調整し、完成度を高めていきます。
完成したトートバッグは、総合展示会当日に来場者へお渡しします。
生地やサイズ感の決定には何度も協議を重ねており、
「資料がしっかり入って便利」「電器堂らしいデザインが良い」など、実用性とデザイン性の両面で好評をいただいています。
展示会は、製品やサービスをご紹介する場であると同時に、お客様との信頼関係を深める大切な機会です。
このトートバッグ企画には、社員のアイデアと想いが込められています。社内公募から制作までのプロセスは、単なる記念品づくりではなく、「お客様に喜んでいただくために何ができるか」を考える取り組みです。
これからも、こうした場を通じてお客様とのつながりを大切にし、価値ある体験を届けていきます。