
「社会人になるって、どんな感じなんだろう?」
そんな不安と期待を胸に、電器堂の新入社員は、4月1日、社会人としての第一歩を踏み出しました。
2026年春に入社した新卒社員5名の“最初の2週間”に密着。
【前編】では、講義を中心とした研修の様子をお届けします。
【日程】 2026年4月1日~4月15日
【目的】 社会人としての基礎固め、業界・会社理解、現場理解、仲間づくり など
【プログラム】

入社式
いよいよ社会人としての第一歩。
新入社員たちは少し緊張した様子で会場に集まり、式の始まりとともに少し引き締まった空気が流れます。
これから始まる日々に向けての静かな意気込みのようなものが感じられました。
式の最後には、それぞれの個性をイメージした記念品を贈呈。
受け取った新入社員たちは、手に取って眺めたり、お互いに見せ合ったり、ちょっとした笑顔がこぼれる場面も。
社会人になった実感が、少しずつ形になっていくような時間でした。


研修のスタートは、加茂社長による講話から。
電器堂の創業に込めた想い、経営理念、そして社会人としての心構えについて、社長自らが語ります。
「My Pleasure!」——“モノ”を売るのではなく、“コト”をお届けするという想い。
そして「お代をいただく立場」として、自分自身の価値を伝えることの重要性。
プロフェッショナルとして妥協せず挑み続ける姿勢の大切さを、新入社員として胸に刻む時間となりました。

外部の講師による研修に参加し、社会人としての基礎を学びました。
マナーとは単なる「形」ではなく、相手への思いやりを伝える手段であること。
その本質を学び、社会人としての土台を築く時間になりました。
報連相の基本、第一印象の作り方、チームで動くためのコミュニケーション術など、どれも実践的な内容ばかり。
「知っているつもり」で終わらず、常に自分をアップデートしていく姿勢が大切だと学びました。
これから先、どんな場面でも活かせる土台が、少しずつ身についていきます。
当社のビジネスの流れや、商社としての役割について、実際の仕事がどのように繋がっているのかを学びました。
特に大切にしているのが、「三方善」という考え方。
「顧客よし」「メーカーよし」「当社よし」のバランスを大切にすることが、商社としての信頼と成長に繋がっていきます。
また、ただ商品を届けるだけでなく、商社ならではの付加価値をどう生み出すかが重要であることも学びました。
商社の存在意義は、モノとモノを繋ぐだけでなく、お客様の依頼の一歩先を見据えてアプローチしていくことにあります。
こうした考え方やビジネスの基礎を学び、実際の仕事の流れを知る中で、自分たちの役割をより俯瞰して捉えられるようになりました。

ビジネスの基本となるメールの送り方や文章の書き方、電話応対の方法を学びました。
営業職として欠かせない電話応対では、ロールプレイを通じて実際のシチュエーションになりきり、相手を不快にさせない言葉遣いやスムーズな取次ぎ方を練習しました。
声だけで伝える難しさに戸惑いながらも、相手を不快にさせない言葉選びや、スムーズな取次ぎ方を身に付けます。
メモを取りながら応対する大切さも実感。
これからの実務に直結する、実践的な学びとなりました。

一般的に企業や各部署で想定される課題をテーマとしてグループワークを行いました。
業務の中で起こり得るさまざまな場面を想定した課題例の中からひとつを選び、5人1組で解決策を考え、改善提案として発表。
話し合いの中では、リーダーシップを発揮して方向性を示す方や、周囲の意見を引き出しながらまとめる方など、それぞれの役割が求められました。
また、自分の意見を伝えるだけでなく、相手の意見に共感しながら調整することの大切さや、提案を“聞く側”としてどう受け取るかなど、普段とは違った視点で物事を考える機会にもなりました。
考える力・聞く力・伝える力といったビジネスの基本を、実践を通して学ぶことができた研修です。

電器堂が取り組んでいる「DX(デジタルトランスフォーメーション)」やイノベーションについて学びました。
DXは単なるIT化ではなく、デジタル技術を手段として、仕事の進め方やサービスそのものをより良く変えていく考え方です。
また、DXはただ導入すればよいものではなく、目的に応じてはアナログの方が適している場合もあるなど、手段と目的を切り分けて考えることの大切さも学びました。
お客様や社会のニーズに合わせて、業務や仕組みを変えていくことの重要性を理解しました。
あわせて、これまで電器堂が取り組んできた業務の自動化やペーパーレス化、情報発信などの事例を通して、会社がどのように変化してきたのかを知る機会にもなりました。
さらに、お客様に提供している「DENKIDOアプリ」を実際に操作し、現場でどのように活用されているのかを実践的に学びました。
電器堂の取り組みを知ることで、日々の業務の中でも「どうすればもっと良くできるか」を考えるきっかけとなる研修です。

ビジネスの土台となる考え方として、「7つの習慣」について学びました。
単なるスキルではなく、仕事に向き合う姿勢や考え方を身に付けることを目的とした研修です。
その中でも「主体的である」という考え方について理解を深め、周囲のサポートを受けながらも、自分で考え行動することの大切さを学びました。
また、「関心の輪」と「影響の輪」という考え方を通して、自分では変えられないことではなく、自分の行動で変えられることに意識を向けることの重要性についても理解を深めました。
これらの考え方は仕事にとどまらず、今後の自分の選択にも関わるものであり、自分自身の行動を見つめ直すきっかけとなりました。

新入社員研修は、社会人としての基礎を学ぶと同時に、これから一緒に働く仲間や会社を知る大切な時間でもあります。
【後編】では、講義で学んだ内容をもとに、現場で行われた実務的な研修を中心にご紹介します。